体育会系の学生は就活生の中でも8%と言われています。
時には体育会の学生が就活では有利だと言われたり、体育会には向かない企業や向いている企業など。
色んな噂が飛び交いますが、今回はその全てに結論を付けたいと思います。
2500名以上の体育会学生の就活をサポートしてきたからこそ、紹介できる内容となっております。
この記事を読んでいただくと体育会学生で就活の進む先に悩んでいる人の参考になります。
では、早速体育会の学生が就職する企業・業界ランキングを紹介したいと思いますが、細かな企業よりもまずは業界からお伝えします。
就職先の業界としては
- 専門商社
- 不動産
- IT
- 人材
- 金融
- メーカー
- コンサル
このような順番でした。
ここからさらに詳しく体育会学生が就職する業界の中でも有名な企業やなぜ就職するのか詳しく見ていきます。
体育会に向いている就職先とは?
業界に引き続き、ここでは業界の中でも企業に注目して紹介していきます。
専門商社はどんな企業があるの?
専門商社で有名な会社と言えば
- JFE商事
- 大塚商会
- メタルワン etc…
就活を始めたばかりの人であれば、耳馴染みのない企業が多いと思います。
しかし、これらの会社は知らないだけで、とても大きい会社なのです。
商社と聞くと、総合商社の三菱商事や伊藤忠商事などに目がいきがちですが、それらの会社は総合商社といい
主に輸出入や国内での物資販売をする企業です。
その中でも幅広く、多くの商品を扱うのが総合商社になります。
そして、ある程度の商品カテゴリーが決まっている商社が専門商社と言われています。
なぜ、体育会が就職する企業として多いのかというと、良くも悪くも昔ながらの企業文化が根づいている企業が多く、
華やかに見えて、かなり泥臭い業務が多いのが商社の特徴です。
コロナになる前であれば、発展途上国へ行って、インフラの開発や商品の発見など、体と頭を使う仕事が多く、頭を使いながら体も動かしてきた体育会にとっては相性の良い業界になります。
そのため、社風も体育会のような雰囲気が残っている会社も多く、競争文化がある会社も多いです。
不動産はどんな会社があるの?
不動産の中でもいくつかカテゴリーに別けられるのですが、幅広く紹介します。
- 清水建設
- 大林組
- 住友不動産販売
- ダイワハウス etc…
ダイワハウスなら何となく聞いたことがあるという人もいると思います。
ただ、商社同様にお客さんが対企業(BtoB)と言われる商売なので、聞いたことない企業もあると思います。
建設会社であれば、国から受注してどんな物を作るか決めて、建設会社に依頼したりします。
他にもマンションを販売する企業が存在します、不動産売買を主な事業にしている会社はインセンティブを入れていることが多く、1年目からかなり稼げる人もいます。
ダイワハウスはハウスメーカーと言われ、家を作る会社になります。
不動産はインセンティブを用意している企業が比較的多いので、稼げるというイメージがあります。
不動産はインセンティブを用意していることがあるので、勝ち負けが金額で分かってしまうので競争下に慣れてきた体育会学生は順位が明確に出る会社というのに「燃える!」という人が多いです。
建設業界では昔ながらの考え方をした年配の人が仕事の中で関わることが多いので、時には合理的にいかない事柄がおきます。
その時に対応できる能力がないとすぐ辞めてしまったり、ストレスになったりする人もいるのでストレス耐性など込みで、建設業界では体育会を採用する傾向にあります。
ITはどんな会社があるの?
ITは最も企業数としては多い可能性があります。
有名な会社で言えば
- 楽天
- サーバーエージェント
- TIS
- ディー・エヌ・エー etc…
インターネットがないと皆さんも生活ができないと思います。
日本ではかなり有名な楽天などのEC系からインターネット広告会社やゲーム会社やシステム開発会社まで
IT業界はたくさんの企業が存在します。
採用している企業の母数が多いため、就職する体育会学生は多いです。
システム開発会社だと理系の学生がより多く就職している傾向ですが、その他のIT系の会社は体育会も多いです。
特にコンサルほどではないですが、論理的思考を求められることも多いため、論理的思考もある体育会系の学生が大手には入社します。
体育会が欲しいというよりも採用している母数が多いため、体育会も混じっているという流れです。
人材はどんな会社があるの?
人材系の中でもメディアから紹介、研修まで幅広くありますが、有名な企業を紹介します。
- リクルート
- マイナビ
- パーソル
- リンクアンドモチベーション etc…
リクルートやマイナビなどはネット系企業などと言われ、特にリクルートは不動産から結婚まで幅広くサービスを提供しています。
パーソルは派遣を中心に様々なサービスを展開しています。リンクアンドモチベーションは経営コンサルから人材研修まで提供しています。
人材系は小規模の会社も含めて数多くあります。
始めやすい事業なため、人材会社に就職して独立する人も少なくないです。
人材系の会社は営業をかなりかけるため、営業要因として体育会が欲しい企業もあります。
そして、人の人生にかなりの影響を与えるため、人の転機に関わりたいと希望している学生が多いのも事実です。
金融はどんな会社があるの?
金融では、どんな会社があるのか紹介します。
- 野村証券
- 三菱東京UFJ
- オリックス
- 第一生命 etc…
有名どころのメガバンクから証券会社から保険会社まで数多くあります。
特に有名なのは証券会社の営業マンだと思います。
聞いたこともあるかもしれませんが、証券業界の営業マンはかなり体育会気質の営業をやると有名です。
一方で、オリックスなどの損害保険など保険商品としてサービスを展開している会社が証券会社よりも、まだ優しい文化です。
日本の銀行や証券は泥臭いことをやることが多く、商社と同じように年配の人が多く関わることが仕事として多いです。
メーカーはどんな会社があるの?
就職先としても人気が未だに高いメーカーはどんな会社があるかと言うと
- ライオン
- 資生堂
- 味の素
- サントリー etc…
特に商品の企画をしたいと言う学生が多いので、メーカーに就職したい人はたくさんいます。
倍率がいつでも高いメーカーですが、中には使ったことのある商品を販売している会社もあるかもしれません。
メーカーでの企画室にいくのは正直、最難関で、ほとんどが営業になります。
サントリーで言えば飲食店へビールの営業をしたり、生活用品であればスーパーに置いてもらうために営業をしたり、中にはスーパーの手前の卸会社に営業しにいく時もあります。
就職に強い部活ランキング
体育会学生が就職する企業のランキングを見てきましたが、ここでは体育会の中でも就職に強い部活のランキングを見ていきます。
就職に強い部活『第1位』は?
就職に強い部活ランキングをご紹介します。
2500名以上をサポートしてきて見えたランキングはこちらです。
- アメフト
- 野球
- サッカー
- ラグビー
- ラクロス
- チアリーディング
- 陸上
団体競技が多く、これはスポーツ人口の影響も受けているため、団体競技が多いです。
採用企業の担当者が口を揃えて言うのが、「頭を使いながら動ける能力がすでに学生時代から備わっている」
これがポイントで体育会学生を採用する人が多いです。
その他にも礼儀など採用するポイントとしてあげている企業もありますが、主には自走力とチームワーク能力を評価していることが多いです。
体育会系が少ない業界とは?
体育会学生が就職に有利そうな業界や企業を見てきましたが、逆に体育会学生があまり就職しない業界についても解説していきます。
体育会系が少ない業界の特徴
もしかしたら、体育会のような雰囲気が苦手で、体育会ぽくない企業に就職したいと思う人も見ている中にはいるかと思います。
その人のためにも特徴をお伝えします。
まず、体育会ぽい企業と言うのがどんな会社なのか考える必要があります。
体育会ぽい企業を考えるとこんな感じかなと思います。
- 理由が若手の仕事と言う
- 会社の評価が基本的に人間の印象評価になっている
- 結果が悪いと長時間なぜ悪いのか問い詰められる
- 結論、気持ちの問題となってしまう
主にこのような特徴があるかなと思います。
仕事を振られる時の理由が「若手だから」と言う合理性にかける理由付の仕事があったり、上司の印象による評価が大きく影響する時など
合理性のかける理由があることが多い企業というのは体育会系の企業と思われがちです。
合理性とは逆の企業に就職すればいいのですが、しかし、そんな会社は実は世の中に少ないです。
優秀な人が集まる会社でも泥臭く、営業をかけることもあります。
でも、より、体育会系の企業としての特徴が少ない企業でいくと外資系に多いです。
その分、結果を求められることが多いですが、結果を求められるのは当然な仕組みになっていると思います。
体育会系の少ない企業に就職したい人はまずは外資系の企業から見てみるのもいいかと思います。
体育会系の就活は不利?有利?
体育会学生の就職についてランキングなど解説してきましたが、根本的に体育会学生は就活に有利なのでしょうか?
時には有利だと言われたり、不利だと言われます。これについて解説していきます。
体育会系の就活が不利な理由
体育会学生の就活が有利。不利。とずっと論争が起きていますが、これはなぜかというと
体育会学生の中でも有利な人と不利な人が存在するという事実があることです。
体育会学生の中でも不利になる人の特徴は「フライングしていない」という特徴があります。
どういうことかというと、日本の中には就活のスタート時期が年によってある程度の基準がありますが、企業はそんなスタートは気にせず、採用活動を始めています。
なので、全体に合わせていると就活の情報も慣れも他の就活生より遅くなります。
特に部活で忙しい体育会学生にとっては、さらに不利になることとなります。
では、どうすればいいのか?という疑問には下記の記事にて答えています。
全部で不利になる人の特徴は4つありますが、全部知りたい人はこちらから見てください。
体育会の就活生くん 体育会学生の就活って不利なの? なんで体育会学生の就活は不利? 就活でうまくいかない時や周りで失敗している人を見ると 「体育会の就活って不利なのかな?」と思ってしまうこともありますよね。 しかし[…]
体育会系の就活を有利にする方法
最初にお伝えすると、こちらの記事にて全てを解説しているので、知りたい方はこちらを見てください。
就活生くん 体育会学生の就活は有利って聞くけど、本当かな? 嘘ではないなら、そんなに焦る必要もないと思うんだけど、実際どうなのかな? 体育会系の就活は本当に有利なのでしょうか? 最初にお伝えするとすれば、 体育会系[…]
体育会の就活を有利にする最も効果的なことは正しい情報を効率よく獲得することです。
体育会学生は就活に割ける時間は多くないと思います。
その中で、他の就活生と同じように行動しても遅くなるのは当たり前です。
しかし、多くの就活生は失敗しながら行動を繰り返しているので、失敗しないために正しい就活情報を獲得できることが肝となります。
就活に体育会枠は存在する?
ここでは実際に中小企業から大企業まで多くの採用のリアルな裏側を見せていこうと思います。
就活に体育会枠は存在します
結論から伝えますが、体育会学生のための新卒採用枠は企業によって存在します。
ただし、体育会枠はあくまで枠なので、企業が採用活動中に一般に優秀な学生がいた場合は枠が少なくなったりする変動する数値であることも多いです。
体育会が有利と思うのは枠があるからだ。
と思っている人はあくまで枠があるだけなので、有利かと言われるとさっきも言った通りで変動する数値なので、そんなことないです。
もっと本質的なことをお伝えすると体育会、非体育会に限らず、企業が採用したい人材であることが一番大事です。
それは体育会に欲しい人材の共通点が多いからと思い込んで体育会の採用を推し進めている企業もあります。
体育会枠は存在しますが、体育会枠があるから有利になるという話ではないということでもあります。
体育会学生むけの就活エージェントをやっていたので、この際だから裏側も全部知っている私が体育会学生専門の就活サイトおすすめランキングを紹介しようかと思います。 他のサイトでは表立った情報だけで、登録したら「対応が悪かった」なんてことはザ[…]
体育会のマネージャーは体育会ではない?!
体育会のマネージャーだった学生は自分が体育会学生ではないと思っている人もいるかもしれません。ここではマネージャーは体育会なのか。非体育会なのか。実際に採用担当はどう思っているのか紹介します。
体育会のマネージャーは体育会に入るけど注意しなければならいことがある
結論からお伝えするとマネージャーも体育会に入ります。
しかし、マネージャーでも少し間違えると採用企業から評価されなくなってしまいます。
就活中にマネージャーの経験をうまく伝える方法についてはこちらの記事で詳しく書いています。
マネージャーだけど、どうやって、アピールすればいいのか分からない人はぜひこちらの記事を読んで参考にしてください。
体育会の就活生くん ガクチカにマネージャーの経験を書いても大丈夫かな? マネージャーの経験を上手に書けないかな? マネージャーの経験を書くときは不安になりますよね。 「ガクチカにマネージャーの経験を書いて落とされない[…]
体育会の就職に有利な企業の特徴とは?
体育会学生だけど、体育会が有利な就職先で就活したいという人はぜひこの特徴を参考にしてください。
①先輩が活躍している
既に先輩が活躍している会社というのは、ある程度の成功事例ができているので、企業の採用担当は同じ大学の同じ部活の人はある程度期待している可能性もあります。
特に先輩が多ければ多いほど傾向が見られます。
採用担当者も失敗したくないので、成功事例があると採用しやすくなります。
就職しやすいというメリットもありますが、先輩が多い同じ会社に就職すると少なからず、体育会が好きな会社なので、文化もそれなりなりに体育会寄りになります。
②欲しいのは自走力
体育会が欲しいという企業は結局は「どれだけ自分で考えて、行動できる人材か」というのに注目しています。
言われたことを作業のようにこなす人材は代替が可能です。
自分で考えて、何がいいのか判断しながら行動していく人は少ないです。
体育会学生は勝ち負けがハッキリする世界にて、自分なりに工夫しながら勝つためにどうすればいいのか行動していきます。
その過程が当たり前のようにできている人材だから企業が欲しがります。
その他にも元気だとか明るいだとか表面上の良し悪しで判断している企業もありますが、個人的にはそのような会社は体育会学生の表面上しか見れていない大したことない会社なので入社するだけ損です。
ただ、そのような会社に入社する体育会学生も多いのは事実です。
体育会の就活を成功させる秘訣【特別に紹介】
体育会学生には時間がありません。
就活よりも部活を優先しなければならないことがあります。
しかし、2500人以上の体育会学生の就活をサポートしてきて見えてきたのは同じく時間がないにも関わらず、成功する体育会学生と失敗する体育会学生がいることです。
それはなぜかというと情報の選択を間違えていなかったからです。
他の就活サイトは企業の利益のために無難に書かれた就活に詳しくもない人が書いた記事がほとんどです。
さらに、自身も体育会学生だった人なんていないです。
無駄な就活の時間を過ごさないためにも体育会の就活.com限定の情報をLINEで受け取りましょう。
しかし、ここに追加できるのは体育会限定です。
もし、体育会の就活生であればいますぐに登録して、即行動しましょう。
即行動できるかで全てが変わります。
今すぐにシェアして周りの部員にも特別な就活の情報を教えよう!
シェアすることによって、相乗効果が生まれ、就活が失敗しにくくなります。友達にも紹介して就活を成功させよう!