ガクチカで部活経験を魅力的に書く方法を知りたい。
でも、どうやって書けばいいんだろう。
人事が見ている本音ガクチカのポイント2つ
最初に人事(採用を担当する人)がガクチカのどこを見ているか。解説していきます。
①何を学んだか
人事が気になるのは、あなたがガクチカの中に書いた何を学んだのか?に着目しています。
そこに着目することにより、「人柄」と「ある程度の能力」が見えてきます。
どんな状況の中でどんな判断を下し、どんな結果になって、どう受け止めたのか。
これだけでも印象として残ります。
何を学んだのか見ているのは確かですが、読み終わった後には印象だけが残ります。
当然、1人だけの選考ではないので複数人を相手に選考をしていたら印象しか残りません。
②価値観
どんな価値観なのか?その価値観は会社に合うのか?
この二つをエピソードから見ています。
自己PRとガクチカは違います。
ガクチカで強みをアピールしてもいいですが、自己PRがあるならばここでは自分の価値観を伝えましょう。
- 何を頑張ったのか?
- なぜ、その事を頑張ろうと思ったのか?
- 頑張った結果何が得られたのか?
至ってシンプルなこの項目を見て、価値観を判断しています。
内定に近づくガクチカのポイント
内定に近づくガクチカの書き方にはある共通点とポイントが存在します。
あなたの努力とは?
あなたの努力は、どこまで努力して、なぜその努力をする選択肢になったのか。
必ず、この二つのポイントは逃さず書きましょう。
その中で、内定に近づくためには「いい経験しているな」と思わせなければなりません。
いい経験とは人事により違うので、明確には言えません。
しかし、専門性が高ければ高いほど、いい経験していると思われやすいです。
なので、誰もが知らない没頭するほどの時間をかけた事柄を題材にガクチカを書く事をおすすめします。
社員と合いそうか?
ここは運だったりもしますが、なるべくエントリーシートを提出する前にその会社に合いそうな価値観というのも探しておきましょう。
人事に聞いてもいいです。
文化や入社する人はどんな価値観を抱いているのか。
その価値観と合うエピソードがあるのであれば、書きましょう。
もしくはガクチカの中で、得られた経験を少しだけ志望する会社に寄せてもいいと思います。
ただし、事実だけ書くようにしましょう。
落ちる人のガクチカ
内定する人のガクチカに共通点があるように落ちる人にも共通点があります。
具体的ではない
ガクチカの内容も具体的に書けないと伝わりづらいことが多いです。
具体的な書き方については自己PRの記事でも紹介しましたが、
就活生くん 部活の経験を自己PRで書きたいのだけど、参考になるいい例文とか無いかな? 部活の経験をアピールできるポイントとかコツとかあれば書きやすくなるのにな。 部活動の経験を自己PRで書く時に間違いやすいポイントがい[…]
「毎日がんばりました」よりも「毎日2時間、がんばりました」の方が具体的になって、どのくらい頑張ったのが伝わりやすいです。
具体的ではないものはどれだけ学生時代に打ち込んだのか見えづらいため、自分の価値観や努力量というのが評価されません。
自分のことを書いていない
部活の事を書く時に、自分が打ち込んだ結果どうなったのか?
という事を書かずにチームの成績がどうなったかの内容ばかり書いてしまう人がたくさんいます。
部活の経験は大会の結果などを記入する人が多いので、思わぬうちに自分の事を書かずにチームの事を書いてしまわないようにしましょう。
エピソードが弱い
何に打ち込んだのか。を説明する内容があまり打ち込んでいないように見えてしまう人がいます。
それはガクチカの書き方を間違えている可能性があります。
正しいガクチカの書き方に沿って、書きながら確認していくのが一番いいです。
【必勝法】ガクチカの書き方
ガクチカの書き方には型があります。型に沿って、確認しながら書きましょう。
①結論から
学生時代に力を入れたことは?
と聞かれているので結論から話すことにより、相手が覚えやすくなります。
「学生時代に力を入れたことは〜〜〜です。」と最初に結論から伝えるようにしましょう。
エピソードから話してもいいですが、内容は伝わりづらくなります。
おそらく、エピソードだけ書いていると「それで?結局、何に力を入れたの?」となってしまう可能性があります。
②STAR法に沿って書く
結論を書いた後の内容を書けない人はぜひこちらの型を使ってください。
STAR法とは
- Situation(状況)
- Task(課題)
- Action(行動)
- Result(結果)
の頭文字からとった物です。
もっと、書きやすくするならばこのような感じになります。
- どんな取り組みをしたのか、どんな立場に置かれていたのか
- その中でどんな課題に直面したのか
- 課題に対してどのような行動をとったのか
- 行動の結果、どんな成果が得られたのか
これを見ながらぜひガクチカを書いてみてください。
③数字を使って伝える
先ほどの「落ちる人のガクチカ」でも書きましたが、具体的な内容ではないガクチカはやはり、伝わりづらいです。
人事がガクチカを読んだ時にどれだけイメージできるかが最も大事です。
数字を使うほど、イメージがしやすくなります。
「私は毎日、素振りをすることにより試合での打率が以前よりも6割増えました」
「私は毎日、素振りをすることにより試合での打率が以前よりもとても増えました」
この二つの文章を比べてもどれだけ増えたのか分かりやすくなります。
もし、自分の中で数字が分からない場合は試合の結果など、細かな数字は自分で調べて書きましょう。
④最後の締めは学びを書く
最後の学びは会社に入社した後も使えそうな学びを書きましょう。
「友達を大切にする事を学びました」ではなく、「成果を出すには正しい分析と正しい方向の努力が必要な事を学んだ」というように
社会に出ても使えるような学びや気づきを書くようにしましょう。
【例文】部活の経験はこう書け!
ガクチカの例文を紹介します
例文
私は野球部の中でも打率が低く、試合の大事な場面で打つことができず、時には私のせいで負けることもありました。
最初はがむしゃらに素振りを毎日続けたのですが、一向に結果が出ないので、自分の試合での打席を録画して打たなくていい球を打ちにいっていることに気付きました。
打つ能力があったのに、打てない球を打ちにいくことにより、大事な場面で打てなくなっていました
そこからは打った方がいい球と打たなくていい球を見極めるための練習を続けることにより、大事な場面でも打てるようになり、チームの結果も県大会まで進めなかったのが、全国大会へ進むことができました。
がむしゃらに頑張るのではなく、戦略を立てて頑張る必要性があるのだと学びました。
具体的な数字を使っていないですが、チームの試合結果を明示することにより、カバーしています。
そして、社会に出ても必要そうな事を学んだ事を伝えてします。
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